ベビーサークル兼ベビーベットの購入を考えている方へ。
ベビーサークルをベッドの代わりにできる物があるのか?
結論 ありますが、数は多くありません。
ただ、「ベビーサークルをベビーベッドの代わりに」ではなく「ベビーベッドをベビーサークルの代わりに」という逆のイメージを持たれた方がいいと思います。
理由としては成長に合わせて使えるからです。
一般的には8ヶ月頃まではベビーベッドで過ごし、それ以降は子供の成長に合わせてベビーサークルに移行していきます。
ハイハイやつかまり立ちが出来る子供をベッドで寝かせることにどうしてもリスクはつきものですからね。
ですから、最初はベビーベッドとして使い、その後ベビーサークルに移行してった方が、リスクは減らせるし子供の成長に適した使い方ができるのでとても効率もいいわけです。
この記事ではこれから親となる方へ、将来を見据えて、ベビーベッドとしての役目を果たした後もベビーサークルとしても使いたいとお考えの方に向けた記事となります。
使い勝手はどうなのか?ベビーベッドとベビーサークルを個別で購入した方がいいのか?
他にも様々な悩みを解消させることで、迷うことなく購入を決めるキッカケとなることでしょう。
ベビーサークルをベビーベッドの代わりにするという発想
まずは、ベビーサークルとベビーベットという2種類の用途が違うものを兼用できないかという発想!素晴らしいと思います。
確かに両方買うくらいなら形を変えて多機能を発揮できる物の方がスペースを取らないし出費を抑えられるという点から後々便利なのでは?と考えることはごく当たり前のことかもしれませんが、誰もがそこに気づけるか、というとそんなことはありません。
私もその一人でした。
しかし、どんな優れているように見える物にもメリット、デメリットはつきものです。
ベビーベット、ベビーサークルを兼用にするメリット
子供に合わせて機能を変えることが出来る
子供が寝返りや、ずりばいを始める3ヶ月~8ヶ月頃はベビーベッドを使用して、その後、ハイハイやつかまり立ちをする8ヶ月~1歳以降は代わりにベビーサークルとして使用すれば、別途購入する必要はありません。
ベビーベッド卒業後が楽
ベビーベッドを使用しなくなった場合に置き場や処分方法をかんがえなくてもいいことです。
ベビーベットを卒業した後にベビーサークルまで購入したら、部屋のスペースがかなり狭くなってしまいます。
兼用な物を使用することでベビーベットのスペースをベビーサークルの場所として活用すれば余分に場所を取る必要もなくなります。
お金の節約にもなりますしね。
使用目的をしっかり決めておけば十分役割を果たしてくれる
子供の安全を守るためにベビーサークルはその役割を果たします。
だからと言って、子供をずっとベビーサークルの中に入れておくことはかわいそうですし、成長の妨げにもなります。
どんな時に使用して、どんな時に活躍するのか考えて見て下さい。
もしあなたが洗濯、料理、掃除、トイレ、このように少しだけ目を離してしまう場合だけにベビーサークルを考えているのであれば十分機能を果たしてくれることでしょう。
逆に目を離すことが多くて毎日何時間も使いたいとお考えでしたら兼用として使うことはやめておいた方がいいでしょう。
理由としては兼用タイプのものは構造上どうしてもベビーサークル、ベビーベット単体な物と比べると移動しやすく、比較的狭いものが多くあります。
最初のうちはいいかもしれませんが、子供の成長につれてベビーサークルとしての機能性に不安を覚えていくことだと思います。
ベビーベット、ベビーサークルを兼用にするデメリット
高さや広さを自由に選ぶことができない
物によって大小の大きさを決めることはできますが、組み替えたりして自由に形を変えることが出来ません。
部屋のサイズに合わせることができないので、専用の部屋を作っておくか、あらかじめベビーサークルに形を変えた時のサイズを調べておく必要があります。
材質は決められない
ベビーサークルには、木製、プラスチック製、メッシュ、マット、と4種類あります。
それぞれの特性に大きな違いがあることはご存じだと思いますが、最初ベビーベットを何製にするかでベビーサークルも必然的に同じ材質な物となります。
例えばベビーベッドとベビーサークルの兼用できるものとして木製のものが多いのですが、木製のベビーベットを最初に購入して、ベビーサークルに変えた時にメッシュ生地のような簡単に折りたためるものが良かったと嘆いても遅いわけです。
衛生的問題
ベビーベットからベビーサークルに移行してからも子供が寝る場所として使いたいと考えているなら、オススメできません。
なぜなら、床にはホコリや髪の毛といった不衛生なものが多く存在しているからです。
エアコンや扇風機の風、または自然の風で床のホコリが舞い上がり子供が吸い込んでしまう可能性が高くなってしまいます。
メリット、デメリットの総まとめ
ベビーベッドをベビーサークルの代わりとして使いたい方へ一定の条件を満たせば迷わず購入することをお勧めします。
①ベビーサークルに移行した時に、素材や形を変えたり収納機能も兼ね備えている等の物を選べなくても構わない。
②ベビーサークルに移行した際にベビーベットに戻すことはしない。
用途によって組み換えをせず、ベビーベッドは子供が寝る為の空間、ベビーサークルは子供が安全に過ごせるための空間として、それぞれ役割を決める。
組み換え作業は想像以上に時間がかかりますので、忙しい日常生活を過ごす際に現実的とはいえません。
ベビーサークルはベビーベッドの代わりにできる?【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
ベビーベッド、ベビーサークルをそれぞれ単体で購入した方が圧倒的に選択肢は広がります。
お気に入りの物もすぐ見つかるはずです。
ただ金銭的に余裕がなく、限られたスペースで子供を育てなくてはいけない等の理由から購入を迷っている方には兼用な物にすることをお勧めします。
メリット、デメリット、購入後の使い方、置き場等をよく決めて頂いて購入してくださいね。
素敵な物が見つかることいいですね。