2歳児になって朝ごはんを食べなくなった経験のある保護者の方がいらっしゃるのではないでしょうか。
我が家の2歳児もごくたまにですが、朝ご飯を食べない日があります。
そんな日がたまにであれば、まだなんとかなりますが、毎日となると大変です。
2歳児が朝ごはんを食べない問題には、幼児食への移行とイヤイヤ期が関わっているそう。
朝ごはんを食べないと保護者の方も困りますよね。
そこで、朝ごはんを食べない理由について調べてみました。
理由ごとに対策をまとめてみたので、参考になれば嬉しいです。
2歳児の食事量はどれくらい?
2歳児の一日の摂取エネルギー量は、男児が950kcal、女児が900kcalとなっています。
となると、一食あたり300kcal前後とれるといいということになりますね。
ちなみに、1食あたりの栄養素は以下の通りです。
・タンパク質30g
・乳製品100g
・野菜80g
・果物30g
これだけの食事を毎朝用意できるのは理想ですが、現実は難しいですよね。
加えて、朝ごはんを食べないとなるとハードルはますます高くなります。
2歳児が朝ごはんを食べないのはなぜ?
2歳児のお子さんが朝ごはんを食べないのではなく、食べにくいと思っているかもしれません。
朝はパン?それともごはん?
もしも、お茶碗にごはんをよそっているのなら、一口サイズのおにぎりにしてみては?
食パンだったら、サンドイッチにしてみるとか。
成功したら、ガッツポーズで。
もう一つの方法は、朝ごはんの定番でもあるグラノーラやコーンフレークを使ってみましょう。
なるべく砂糖の量が少ないものを選ぶといいでしょう。
カルシウムや食物繊維が入っているものなど種類も豊富なので、2歳児のお子さんに合わせたものを。
牛乳やヨーグルトと合わせることで、乳成分も一緒に摂取できるので、忙しい朝ごはんの救世主になるのでは?
ごはんを食べるのがイヤイヤ
朝ごはんを食べないのは、2歳児の発達の特徴の一つ、イヤイヤ期が関係しているかも…
2歳児になると、自我が芽生え始めます。
子どもの成長を感じて喜ばしい反面、大人が考えているようにしてくれないのでイライラやモヤモヤにもつながります。
そんな時は、食べたいものを選ばせてみてはどうでしょう?
2歳児なので、選んでも食べないということもあると思います。
実際に、我が家の2歳児はやってくれました。
「自分で選んだでしょ」と言いたくなる気持ちは、よく分かります。
でもぐっとこらえて、バナナやヨーグルトなど手軽に食べれるものを提案してみて。
もし、他に2歳児の子が好きなものがあるのならそれでもいいと思います!
そして、食べてくれたらほめたり、感謝の気持ちを伝えてみましょう。
ほめることで、朝ごはんを食べるのはいいことだという認識につながります。
保護者の方の根気が必要になってくるかもしれません。
頑張りましょう!
朝ご飯よりも他のことが気になります!
朝ご飯を食べないのは、食事に集中できる環境ではないことが理由かもしれません。
対策としては、食事に集中できる環境づくりをすることがあげられます。
例えば、朝ごはんよりもテレビが気になっている場合は、テレビを消してみる。
「食べる」ことに興味を持たせるために、ごはんが題材の絵本や知育動画を見せてみるのもいいかもしれません。
他にも、おままごとで遊ぶことや食材の買い物に一緒にいくことで、食べ物への興味から食べることにつながると思います。
我が家の2歳児もおままごとや食材に触れたことで、食べることがより好きになったように感じます。
好き嫌いがあるんです
朝ご飯に嫌いなものがあるから、食べないということもあるでしょう。
だけど、好き嫌いせずに食べてほしいのが親心ですよね。
我が家の2歳児は好き嫌いもせず、食べる方ではあります。
ただ、離乳食の時からよく作っていたおやきでは食べるのに、幼児食で少し大きい形にしたら食べてくれないということがありました。
そういった時の必殺技は、やはりみじん切り。
離乳食の時にしていたサイズ感だと食べてくれました。
そこから、少しずつ粗いみじん切りにして食べることに慣れてもらうようにしました。
今では、大人が食べるサイズにも興味を持っています。
量が多いんです
大人にも食が細い方がいるように、2歳児にも食が細い子がいても不思議ではないですよね。
小食で朝ごはんが食べられない2歳児のお子さんには、お皿に入れる量を少なくしてみましょう。
ほんの少しでも朝ごはんを食べてくれるなら、それでいいと思います。
もし、少なくした量で完食できたなら、ほめてあげましょう。
2歳児が朝ごはんを食べない理由と対策【まとめ】
2歳児が朝ごはんを食べない理由と対策をまとめてみましたが、参考になりましたか?
2歳児の朝ごはんを食べない理由もさまざまでした。
朝の忙しい時間帯にごはんを食べてくれないとなると、保護者の方のイライラも募りますよね。
忙しい時に、理由を探るのは大変なことだと思います。
だけど、2歳児なりに朝ごはんを食べない理由があります。
食べない理由が分かれば、工夫しだいで朝ごはんを食べてくれます。
朝からしんどい気持ちになりたくないのは、大人も子どもも同じはず。
楽しい朝ごはんの時間が過ごせますように。