5歳児を子育て中のママさん、パパさん、子どもが「言うこと聞かない」とお悩みではないですか?
嘘やわがまま、口答え、暴言、癇癪(かんしゃく)など、忙しい日々の中で5歳児のこういった態度についイライラしてしまいますよね。
「どうして5歳児は言うこと聞かないんだろう?」
そこで、5歳児が言うこと聞かない原因と対策を、同じく5歳児の娘を子育て中の筆者の体験を交えながら、解説していきます。
5歳児が言うこと聞かない原因
5歳児が言うこと聞かない原因は主に3つあります。
ひとつは、5歳児は自立心が芽生え、自分の意見を「言葉で」主張するようになる時期だからです。
今まで非言語での主張が中心だったのが、言語能力が飛躍的にアップして、自分の気持ちを「言葉で」伝えようとします。
そのため、わがままに聞こえてしまう一面もあるようです。
二つ目に、5歳児は自分なりのルールやこだわりが出てくる時期だからです。
保育園や幼稚園などで友だちとの関わりが増え、プライドや競争心も発達します。
いわゆる「反抗期」です。
「だって○○だもん」と5歳児なりの理屈で主張します。
そして三つ目に脳の前頭葉という部位が未発達という点が挙げられます。
前頭葉は理性や衝動をコントロールする部位なのですが、ここが未発達のため、思い通りにならないと怒ったり、時に暴言を吐いたりします。
筆者の娘も反抗期まっただ中です。
特に保育園へ送り出す朝など、言うこと聞かないので、毎日バタバタしてしまって困っています。
食事、着替え、歯磨き、などなど、いくら言ってもなかなかやらない。
筆者がしつこく促すと、「うるさい!ママの話聞かない!」と言って、余計に時間がかかります。
落ち着いているときに「どうして朝、お着替えしないの?」と聞いたら、「だってママ言うから嫌なんだもん」と、わかるような、わからないような微妙な答えが返ってきました。
これが「反抗期」ですかね。
5歳児が言うこと聞かないときの対策
「あるある」、「そういうものだ」と割り切ってしまうのが良さそうです。
筆者の周りのママ、パパに聞いても、たいてい同じような様子を話します。
先輩ママも「たぶん、みんな同じだよ」と言っていました。
そして可能な限り子どもの意見を聞いてみる。
「○○なんだね」と共感してあげるといいでしょう。
その上で、ゆっくり説明する。
5歳児は聞く力もアップしているので、5歳児にもわかる言葉で、理由やしてほしいことを伝えましょう。
最後は自分で決めさせること。
自立心をくすぐって、行動を促しましょう。
…とは言っても、やっぱりイライラしてしまうときもありますよね。
筆者は「いい加減にしなさーい!」と雷を落としてしまったときは、少し間を置いて、落ち着いたら、「大きい声を出してごめんね。でも○○だから、□□だよ」と、理由をお話ししています。
娘とのそういったやりとりで感じるのは、子どものほうが切り替えるのが早いということ。
納得いく会話ができると、途端に笑顔を見せてくれます。
あとは人格を否定するような発言はしないように注意しています。
これは5歳児だけではなく、大人に対しても一緒ですよね。
ママ・パパも気分転換しよう!
そうはいっても、言うこと聞かない5歳児相手は疲れますよね。
5歳児と物理的に離れる時間をとって、気分転換することをおすすめします。
ママとパパ、お互いに子どもを任せて、ひとりの時間を作るといいでしょう。
筆者は夫に娘を任せてカフェに行くことがあります。
ひとときの静寂が心に平穏を与えてくれます。
この記事を書きながら、今度は少しだけお酒飲みに行きたいなぁ、なんて思っちゃいました。
5歳児が言うこと聞かないのはなぜ【まとめ】
わがままや口答えには、本当に困ってしまいますが、ふと気持ちに余裕があるときに振り返ると、「達者になったなぁ」と思います。
言うこと聞かない反抗期も、成長する上でのひとつの大事な通過点。
イライラするときもありますが、やっぱり我が子の成長は嬉しいものですね。
工夫しながら子育てを頑張りましょう!