お食い初めをする場合には、お祝いに必要なものを揃えたり、来てもらった方への食事を準備したりしますが、その費用は一体誰が出すものなのでしょうか?
そこで今回は、お食い初めは誰がやるのかに関するお金事情について、詳しくご紹介します。
お食い初めは誰がやるの?主催者は?
お食い初めのお祝いでは、お祝い膳となる食器を準備して、神社などで歯固め用の石をもらいます。
来てもらいたい人へ連絡を入れたり、お祝いの料理を作って準備するという工程が必要になります。
これらの準備をするのは、赤ちゃんのご両親になります。
お食い初めをやるにあたって、おじいちゃんやおばあちゃんを招待するのは赤ちゃんのご両親です。
そのためご両親がお食い初めの準備をして、その費用を出す必要があると言われています。
お食い初めの費用は誰が払うの?
食い初めはご両親が大切な我が子のために行うお祝いのことをいいます。
お食い初めの主催者は赤ちゃんのご両親になるため、準備にかかる費用を出すのは、もちろんご両親になります。
おじいちゃんやおばあちゃんからのお祝い金をあてにしたりせずに、無理のない範囲内の予算で計画することが大切です。
お食い初めはどちらの親が開催するの?
お食い初めに参加するのは、赤ちゃんとそのご両親、おじいちゃんやおばあちゃんが多いようです。
おじいちゃんやおばあちゃんが、遠方に住んでいて都合がつかなかったりする場合もありますよね。
そういうときは、赤ちゃんとそのご両親だけでのお食い初めも問題はありません。
またどちらか片方のおじいちゃんやおばあちゃんだけでも問題はありません。
ただ、この場合には、後々トラブルになってしまうケースがあるので、それを避けるためにも事前に両方のおじいちゃんやおばあちゃんにはきちんと連絡をして、理由を話しておくことをおすすめします。
食べさせる方法は?養い親とは?
お食い初めの時期の赤ちゃんは、まだ食事を摂ることができないため、食べさせる真似をする時に誤飲などに気を付けなくてはなりません。
赤ちゃんが安全に楽しく、できるようにお食い初めのメインと言えば、赤ちゃんにお祝い膳を食べさせる真似をする「食べ始め(真魚始め)の儀式」ですよね。
赤ちゃんに祝膳を食べさせる人のことを「養い親」と言います。
では一体誰を養い親にすればよいのかと疑問に思いますよね。
誰を養い親にするかは、その地域やご家庭によって考え方がさまざまあり、違うので正解はありません。
しかし、一般的には出席されている方の中で、一番の年長者にお願いするという習慣があります。
お食い初めの目的は「一生食べものに困らないように」という意味が込められています。
またこの中には、当然「いっぱい食べて長生きをしてほしい」という願いも同時に込められていますので、一番長生きしている年長者にお願いするというわけであります。
なお、男の子の赤ちゃんには年長の男性が、女の子赤ちゃんには年長の女性が「養い親」になるケースもよくあります。
お食い初めは誰がやるの?【まとめ】
お食い初めの費用は、事前に予算を決めておくとスムーズに準備することができます。
ご両親が費用を出すことを忘れずにしておきましょう。
正式な流れにそって行うこともおすすめですが、参加してもらったみなさんが、楽しみながら赤ちゃんのことをお祝いできることがとても大切なことになります。
そのため臨機応変に対応することを忘れずに、思い出に残るお食い初めのお祝いをしましょう。
楽しくできることで、赤ちゃんも幸せな気持ちになります。