お出汁のきいたつゆとつるつるとした喉越し。
うどんは老若男女問わず人気のメニューですよね。
私の勤務する保育園でもうどんは大人気です。
そんなうどんはいつから食べれるのでしょうか?
またうどんを使ったアレンジレシピを3つご紹介します。
幼児食のうどんはいつから食べれる?
うどんはいつから食べれるのでしょうか?
それは「7ヶ月以降」です。
7ヶ月というと離乳食の中期にあたる時期です。
つまり幼児食の時期には食べてOKということです。
うどんの原材料は小麦粉です。
うどん打ちを体験したことがある方はわかると思いますが麺を打つ時に塩をたくさん使います。
実際食べる時に塩を感じることはありませんがうどんには塩が含まれていますのでしっかり茹で、流水で洗い流し、塩抜きをするようにしましょう。
このことから離乳食初期にあたる5〜6ヶ月は避けるようにしましょう。
注意してほしいのは市販のつゆです。
市販のつゆや外食先で食べるうどんのつゆは大人用に味付けがされており、幼児食には味が濃いです。
市販のつゆを使用する際は出汁を入れて薄めるなどして食べるようにしましょう。
また外食先ではつゆは飲まないようにしましょう。
もう1つ注意することといえば、長さです。
7ヶ月以降に食べれると言っても幼児食としてはそのままの長さでは長すぎます。
つるつるしたうどんは喉に流れやすく、誤嚥の危険性があります。
スプーン乗るくらいの長さに切ってあげるようにしましょう。
しっかり噛んで食べるように声かけをすることも大切です。
幼児食のうどんに使うおすすめ食材3選
うどんといえば甘い油揚げがのった「きつねうどん」や「わかめうどん」、「にくうどん」が定番ですよね。

ここからは保育園で実際に提供しているうどんを使ったアレンジレシピを3つご紹介します。
幼児食ならではのうどんレシピとなっているのでぜひ作ってみてください。
*五目あんかけうどん

うどんと言えばたっぷりのお汁の中にうどんとトッピングが入っているのが定番ですよね。
保育園ではお汁は無く代わりに上から片栗粉でとろみをつけたあんかけをかけるあんかけうどんが人気です。
とろみを付けたあんをかけることでうどんとよく絡みパクパク食べることができます。
また人は液体よりもとろみがついたものの方が味を濃く感じる傾向にあります。
それは舌にある味蕾という味を感じるセンターのようなものに長く止まるからだと言われています。
よってあんかけの方がお汁より薄味でも美味しく食べることができるんです。
五目あんかけは鶏肉、にんじん、ごぼう、しいたけ、れんこんが入ったものです。
ごぼうやれんこんの硬い食材を入れることでよく噛むことができるので誤嚥防止にもなります。
*うどんおやき
うどんは何も食事としてだけではありません。
保育園の幼児食ではうどんをおやつにも使います。
定番なのがうどんおやき。
短く切ったうどんに小麦粉を塗して丸く成形します。
それを油を引いたフライパンで両面焼くだけ。
うどんと一緒にしらすやチーズを混ぜたり、ニラやにんじん、玉ねぎを混ぜてチヂミ風にしたりとアレンジは様々。
中はうどん特有のもちもちとして、外はカリっとして
いろいろな食感を感じることができます。
*スナックうどん
もう1つおやつレシピです。
これは保育園では取り合いになるほどの人気メニューです。
うどんを油でカリッとなるまで揚げます。
まるでスナック菓子の様な、でも少しもちもちしたところも残っていてとても美味しいです。
味付けはいろいろあります。
きなこやココアなどを塗して甘いお菓子にもコンソメや青のりを塗してスナック菓子にも。
その日の気分に合わせて味付けを変えてみてください。
幼児食のうどんはいつから?【まとめ】
いかがだったでしょうか?
幼児食のうどんはいつから食べられるのでしょうか。
うどんは7ヶ月以降に食べることができます。
長さやつゆの濃さには注意をしてください。
ご紹介したレシピは保育園でも人気のメニューです。
ぜひ作ってみてください。